Protoolsの操作 〜中級編

前回のProTools初級編に引き続きProTools中級編について書きたいと思います。

内容としては

1.センド
2.インサート、センドの表示設定
3.ソロアイソレート
4.グループ
5.VCAフェーダー
6.コミット
7.遅延補正

と、ProToolsを扱うにあたって覚えておかなければならない必須の知識・実践的な内容に触れたいと思います。

 

1.センド

 

センドとはそのトラックから他のトラックまたはオーディオインターフェースのアウトプットへ信号を分岐させます。
分岐させることによって各トラックをまとめてリバーブトラックに送ったり、ステムを作ったりします。

センドの送り方は、送りたいトラックのセンドから、バスを選択し、送り先となるAUXトラックのインプットも同じバスの番号に設定します。

 

2.インサート、センドの表示設定

 

インサートやセンドの設定をするための部分を表示、非表示にする方法は
メンニューバーの表示→ミックスウィンドウビュー→インサートA-E インサートF-JまたはセンドA-E センドF-Jをクリックすることによって設定可能です。

 

3.ソロアイソレート

 

ソロアイソレートとは他のトラックがソロの場合でも関係なく音声が出力されます。
ソロアイソレートは、commandを押しながら設定したいトラックのソロボタンもをクリックすることにより画像のようになりソロアイソレートが適応されます。

主にリバーブやディレイトラックに設定します。

 

4.グループ

 

この機能は、使いこなせればかなり作業効率が良くなるので必ず覚えておきましょう。
グループ機能とは、設定したグループに所属するトラックの操作を一括で行うことができるようになる機能です。
グループ設定をしたいトラックを複数選択し、command+Gで画像のような画面が現れ設定することができます。

command+shift+Gでグループのオンオフが切り替えられます。
主にドラムなどのマルチマイクで録音する楽器に設定することが多いです。

 

5.VCAフェーダー

 

グループを使いこなすことができたらこの機能も活用して見ましょう。
この機能もグループ設定をしたトラックを一括操作するためのものです。
VCAフェーダーとグループを組み合わせることによってさらに使いやすくなります。
設定方法は新規トラックからVCAフェーダーを選択し、オーディオトラックのアウトプットに当たるところで操作したいグループを選択します。

 

6.コミット

 

この機能を使うことによってソフト音源や重いプラグインをオーディオ化したりパソコンの負荷を下げることができます。
作曲、ミックスを進めていくにあたりプラグインの数が多くなってくるとパソコンの負荷が大きくなってしまい、DAWがエラーを起こしてしまう原因になります。
コミットは操作したいトラックの名前の部分を右クリックし、メニューからコミットをクリックすることによって下画像のような画面が表示されます。

クリップを結合…有効にすると複数に分かれているクリップを1本につなげることができます。
オートメーションをレンダー…有効にするとオートメーションの変更をコミットに反映させることができます。
コピー…有効にするとセンドやグループ設定をコミットした後のトラックに引き継ぐことができます。
ソーストラック…コミットは新規トラックとして作成されるので、元のトラックを消去するのかオフにするのかなどを決めることができます。

 

7.遅延補正

 

遅延補正はミックスでプラグインを使用するにあたってなくてはならない機能です。
基本的にプラグインを使用すると多少ですがレイテンシーが発生します。プラグイン単体ではそんなに気にならなくても、複数使用することによってそのレイテンシーは致命的なものになります。
遅延補正を有効、無効にする方法は、メニューバーのオプション→遅延補正をクリックすることで変更可能です。

効率よくDAWを操作するにあたって避けては通れない部分なので実際に活用してみてください。

 

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